ポール・アンカ/Paul Anka
ロカビリー・ロックンロールとはまた違った流れ
1955~56年に始まったロカビリーブームにやや遅れて、これもまた爆発的にTeen Agerに受け始めたアメリカン・ポップス。これを機に若者の文化が主張し始めた。
その草分けで立役者の一人がポール・アンカ/Paul Ankaだ。
カナダのオンタリオ州オタワで1941年7月に生まれた。レバノンの正教徒移民の子で1990年にアメリカ市民権を得ている。ニール・セダカやデル・シャノンなどと共にアメリカン・ポップスの草創期を代表するシンガーソングライターである。
1957年に自分の弟のベビーシッターへの片思いを綴った、ロック・ルンバの自作曲
●ダイアナ/Diana /1957年 ●君はわが運命/You Are My Destiny/ 1958年
●クレージー・ラブ/Crazy Love/1958年 ●あなたの肩に頬寄せて/Put Your Head on My Shoulder/1959年 ●ロンリーボーイ/Lonery Boy/ 1959年 ●嘆きの時/It'sTime To Cry 1959年
「GIRL'S TOWN」という主演映画も作られていて、その中で上記のヒット曲の数々を歌った。訳ありの非行?を犯した白人少女達(当時だから非行と言っても今とは全くニュアンスが違うけど・・)を更生させる女子修道院を唄で慰問するストーリーだ。
日本でも上映されて私も観に行った。1960~61年頃の公開だと思うから、私が15~16歳だったと思う。
その映画から映像を・・かなり小柄で、歯並びや鼻や目の整形前の17歳のあんちゃん。これが本当の彼だ(笑) だが歌作りのセンスは抜群だ!
しかし今映像を見ると、訳ありの女の子たちが配役とは言え綺麗過ぎる(笑)
●嘆きの時/It'sTime To Cry 1959年