HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

アラバマに星落ちて / Stars Fell On Alabama

 「Stars Fell On Alabama」

この曲は1934年にフランク・パーキンス (Frank Perkins) が作曲し、ミッチェル・パリッシュが作詞した。「星降るアラバマ」の邦題もある。

この曲もジャズ歌手や演奏者にとても愛されて来て、ジャズのスタンダード曲である。

で星の数ほどの演奏が有るし、迷うが・・

 

●先ずは Doris Day / ドリス・デイ の唄で・・ 

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彼女は「ケ・セラ・セラ」などPOPのヒット曲が有名だが、その以前に吹き込まれた彼女のスタンダード集「DAY BY DAY」と「DAY BY NIGHT」はどれも輝きを放っていて、とても好きだ。

 

和訳歌詞:

まるでドラマみたいだった
白い平原で私たちはキスをし、
星が流れ落ちていた、昨日の夜

あの幻想的な夜を忘れはしない
あなたの瞳に優しい光が煌めき
アラバマの星が舞い降りていた

今まで一度も思いもしなかった
あんな神秘的な光景なんて
誰も入った事のない妖精の国
その真ん中にいるのは、あなたと私

私の胸が早鐘のように響き
思わずあなたを抱きしめた
すると星が舞い降りてきた

 

※歌詞の中に「白い平原」「幻想的な夜」「神秘的な光景」とあるが、アラバマ州は南部なので、まさか雪では無くて1933年冬にアラバマ州で大規模な獅子座流星群が観測されたと言う。流星群に照らされた平原の事を表したのだろう。今やスタンダード定番中の定番。

 

Stan Getz の演奏で・・

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ターシャ・テューダの愛した場所

ターシャ・テューダは四季の移り変わりの無い所に住む気はないとVermont / ヴァーモント州 をとても愛していた。

「Moonlight in Vermont / 月明りのヴァーモント」

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私が初めてこの曲を聴いたのは、確かモダンジャズ歌手のクリス・コナー / Chris Connor の歌だった。

当時エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、アニタ・オディ、ジューン・クリスティなどモダンなジャズ歌手は大勢いたが、 このハスキーでややアンニュイな唄い方をする歌手がとっても好きだった。何度か日本公演で来日した。

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 東海岸から近いリゾート地ヴァーモントの、ご当地ソングを作ってヒットすれば・・そんな思いで作った曲らしい。歌手のマーガレット・ホワイティングがビリ-・バタフィールド楽団と初演し1944年にミリオンセラーとなった。


この曲はジャズの歌手や演奏者にはとっても愛されていて、ジャズのスタンダード・ナンバーになっている。

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John Blackburn / Karl Suessdorf /  Michael James1943年 

小川の中には木の葉の銅貨
降り注ぐ落葉の鈴懸の路
ヴァーモントの月明かり

山肌に残るスキーの跡は
寒さに凍えて震える指先の様、
雪明かりのヴァーモント

電信ケーブルも鼻歌を唄って
道に沿って一緒に旅している
こんなロマンチックな景色に
出会えばすっかり夢心地

夏の夕べに吹き渡る風
牧場の小鳥のさえずり
月明かりのヴァーモント

君と私と、そして月明かりのヴァーモント

 

何と言う事も無い歌だが、バーモント州の秋・冬・春・夏と四季を歌っている。

良い日旅立ち・♫ ヴァーモント良いとこ一度はおいで~♫ かな・・(笑)

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で、星の数ほどの歌手が唄っているので次は誰にしようか本当に迷うな。

ジャンルの違う歌手にしようかな・・

 

     ●カントリー・ミュージックの御大、ウイリー・ネルソン

       Niel Young Bandと1998年のFarm Aid Live

 オルガンを除いてバックの演奏がフォーク系バンドなので、何かぎごちない(笑) 

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ウイリーのこの曲を含むスタンダード集「STAR DUST」のLP・CDはビッグ・セールスを記録した。

 

     ●ジャズ・ウクレレ演奏と唄で・・なかなか良いです!

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     ●まだ初々しいサラ・ボーンとカウント・ベイシー・オーケストラ

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まだまだ有るのだが切りが無いのでこの辺でお終いに・・

 

その後のアンドレア・ボチェッリ

彼の「ラテンを歌う」の記事の続きです。では歌を・・
シャンソンアメリカン・スタンダードそしてクラッシク。

 

「バラ色の人生/ La vie en rose 」
2012年54歳のLiveで、E・ピアフの映像も映して歌っている。
彼の奥さんでマネジャーのVeronicaBertiもワインを呑む演出で特別出演。


Andrea Bocelli - La Vie En Rose - Live / 2012 ft. Edith Piaf

       
    
フランスの国民的シャンソン歌手エディット・ピアフの持ち歌だが原語で歌っている。
イタリア語・スペイン語ポルトガル語・フランス語は同じラテン語圏内で共通しているところも多く歌いやすい筈だ。ただ英語の歌を聴くとやはり少し苦手なのだな、と思う。

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エディット・ピアフ(Édith Piaf  1915 - 1962年・享年47)
フランスで最も愛されている歌手の一人であり、国民的象徴であった。彼女の音楽は傷心的な声を伴った痛切なバラードであり、その悲劇的な生涯を反映していたのが特徴であった。有名な曲としては「バラ色の人生 La vie en rose」(1946年)、「愛の讃歌HJymne à l'amour」 (1949年)などがある(Wikipedia


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「 恋した時には / When I Fall In Love 」 2015


Andrea Bocelli & Helene Fischer - When I Fall In Love (Live 2012)

        
アメリカのビクター・ヤング/Victor Yang が作曲してスタンダード・ナンバーになっている。ドイツの歌手ヘレーネ・フィッシャー、人気のトランペット奏者のクリス・ボッティなどが共演している。

 

 

最後はこれで終わろうか・・AVE MARIA/シューベルト」2009


ANDREA BOCELLI (HQ) AVE MARIA (SCHUBERT)

 

彼もデビューして25年61歳になった。円熟期に入ってまだまだこれからだが、そろそろ引退するのだろうか?

再び、遥かなるニューオーリンズ!

私にとって心を癒される曲だ・・
「Do You Know What It Means To Miss New Orleans 」
ニューオーリンズを恋しく思う気持ちを知ってるかい・・・


和訳の曲名では「遥かなるニューオーリンズ」とか「ニューオーリンズ遥かなり」がある。望郷の歌だが、日本でもオールド・ジャズメンによって良く演奏された。この曲は前にも大物ジャズ歌手(この人の歌が1番好きかな・・)ダイアン・リーヴス/ Dianne Reeves のNew Orleans の「Blue Room」でのライブ映像だったが今回は・・
       

ルイ・アームストロングビリー・ホリデイ       


Billie Holiday & Louis Armstrong - New Orleans


出稼ぎなどでニューオーリンズを遠く離れて故郷を想う心を歌った曲だが、ジャズの原点とも言うべき古きアメリカのノスタルジックなこの古い曲は、バーボンウイスキーソーダ割りを呑みながら聴く、私の心を何だかとても癒してくれる。

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とても愛されている曲で、ジャズやロック、ポップスなど星の数ほど
演奏されたり唄われている。

 

●「Hellow Mery Low」でお馴染みの若き日のRicky Nelson

 名優ジャックレモンの出ている映画のシーン


Ricky Nelson~Do You Know What It Means To Miss New Orleans


               


●Rock'n Roll / L&B界では超が付く大物 Fats Domino
これはニューオーリンズ・スタイルで唄っている。
彼は白人にも黒人にも愛され、当時E・プレスリービートルズ
にも劣らない程のレコード売り上げがあった。        


Do You Know How It Means To Miss New Orleans - Fats Domino 1962


●ハリー・コニックJr と名物ミュージシャンのドクター・ジョン 


Harry Connick Jr. & Dr.John - Do You Know What It Means To Miss New Orleans


ニューオーリンズの有名なライブハウス「BLUE ROOM 」にて
TouTube に彼のライブ演奏で何か変で、嫌な演奏なのがあった。
もともと癖のある歌い方をする歌手だが、これはまあ、大丈夫かな(笑) 
ドクター・ジョンはオルガンを弾いている。 
        

お客様は神様です!

往年の歌手、三波春夫の名言だ。
なに知らない?今時の若い人には無理もない。こっちが歳を経たのだからな(笑)
その時分には"名・迷言?"としてTVやラジオで随分からかわれていた様に思うが、今となっては的を得た発言だったと私は思う。浪曲師上がりの美声で、「チャンチキおけさ」や「東京五輪音頭」「世界の国からこんにちは」など良い歌をたくさん残してくれた。自分の立ち位置をわきまえ謙虚な人だったと言う。

でも今日は彼の事では無く・・
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優勝経験もある女子プロ・ゴルフプレイヤーの最近の発言の事だ。宿泊したホテルの副支配人に対する暴言で、風呂の石鹸だか、タオルが無いから「バカ、アホ、死ね!」呼ばわりしたらしい。最近無断で持ち帰りする人が多く、常備中止にした旨の案内もしていたという。個人の品格ではあるが、プロとしては、あるまじき行為だ。プロである自覚を忘れて普段の自分に戻ったのだろうね。たぶん普段からこう言う人なのだろう。謝罪のコメントを出し、しばらく謹慎するそうだが、どうだかな・・後に付いて回る悪態発言だもの。同僚選手にも後ろ指刺されるし、ギャラリーにはその様な眼でみられるしね。いったい自分を何様だと思っていたんだろうか?LPGAでは処分も検討するだろうし、若いゴルファーに対する研修も行うとか。しかし人は取り返しの出来ない過ちも犯すのだ。痛い経験として、人として一回り成長してカムバックして欲しい・・ネッ、りっちゃん。

今回の件は樋口久子岡本綾子を含め重鎮達は、さぞや吃驚して困った事になったと思ったに違いない。女子ゴルフ界も、ようやく渋野日向子を始め黄金世代・プラチナ世代が台頭して面白くなって来た所での水を差す発言だから。当たり前だがプロの成り立ちは全て、自分を支援してくれる人々で成り立っているのだ。芸能界、スポーツ界、音楽界など総てを含めての事だ。観客は勿論の事、仕事上で関わり合いになっている人、ホテルの清掃の人までがいて、自分があるのだ。プロとはそれを忘れない事なのだ。

 

★シンデレラ・スマイル / 渋野日向子     ★スマイル・キャンディ/イ・ボミ
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倉本聰脚本のやすらぎの刻・道」と言う番組が有る。TVでのお笑い界の慢心を脚本で何回かに分けて放映した。TV局などでの慢心しての傍若無人の態度を取り上げたのだ。(もちろんタケシやタモリやさんまの事では無い)お笑い総ての人がそうと言う訳でも無いが、全くその通りだった。いったい自分を何様だと思っているのだろうか?TV関係者・スポンサーの罪も深い。その番組でTV局批判のシナリオも書いている。

倉本聰は思っていた事を書いて、さぞ溜飲が下がる思いだったろう。そんな事が許される芸人は「あいつの芸は天才的だから・・」とか「変人だが、芸は凄い!」などと言われる者こそだが、滅多には居ないのだ。私はこれは・・と思った者以外は全く観ないし関心もない。芸人は元々は世間の"はみ出し者"がなるものだった。有名になると番組を持ったり司会をしたりで、高額の金が入って来るというだけで「取り敢えずお笑い」にと殺到する若者達。まっとうな仕事を選べよ、安易に面白くも笑いのセンスも無い者が残れる訳がない。

 

芸能・スポーツ・音楽のプロは、血の滲むような努力をして存在しているのだから・・

 

アンドレア・ボチェッリと夏川りみでラテン音楽!

そのラテン音楽だが・・
メキシコ音楽は世界中に愛されているが、メキシコ以外では特にヨーロッパで洗練(ソフィス・ケイデッド)された音楽で親しまれている。メキシコでの直接的に感情に訴えるのではなく全体でのバランスを取るとでも言おうか・・メキシコ音楽は日本人には「旨いよ!美味しいよ!」と無理強いされている様にも聴こえるのも一理ある(笑)ワビ・サビだからな~。でもそれが伝統の音楽の良い所で、聴く人にとってはそれが堪らないのかも知れないな。
で、メキシコ音楽と言う訳では無いが今日は現代の作曲家が作った曲です。

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それではヨ-ロッパの洗練されたラテン音楽を・・ヨーロッパ中を、いや世界中を沸かせたこの人の歌・・AndreaBocelli    
夏川りみは1曲だけだが、彼がラテン音楽ばかり歌ったCD「 AMORE / 愛 」より

         
     Somos Novios  / 我ら恋人同士   

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作曲:アルマンド・マンサネーロ(Armando Manzanero, 1935年 )は、メキシコ出身のポピュラー音楽の作曲家・歌手。「アドロ」の作曲家として有名である。

世界的テノール歌手 アンドレア・ボチェッリと夏川りみとの共演です。
彼が日本語版アルバムを出すに当たって、日本人の女性歌手とコラボするため CDの声だけを聞いて夏川りみを選んだとか。1曲だけだが彼女にとってスペイン語ラテン音楽を歌うのは初めての事に違いない、緊張もしただろうし、事前のトレーニングも大変だったろう。
彼とクリスティーナ・アギレラ(Andrea Bocelli & Chistina Aguilera)との、この歌のデユエットには適わないかも知れないが、りみちゃんよく頑張ったね、と言いたい。

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生誕:イタリアのトスカーナ地方の村ライヤティコに生まれ。6歳でピアノを始め音楽の道に進むものの、12歳の時にサッカーボールを頭に受け脳内出血を起こしたことで先天性緑内障が悪化して失明する。障害を乗り越えて法学博士号を取得し弁護士として活躍していたが、歌手になる夢は捨てきれずにいた。

デビュー:その後、世界的なテノール歌手であるルチアーノ・パヴァロッティとイタリアを代表するロック&ポップス歌手のズッケロ に見出され1994年にデビューした。1994年のサンレモ音楽祭新人部門で優勝し、イタリアン・ポップス、カンツォーネの曲を収録したアルバムを2枚発表した後、「VIAGGIO ITALIANO」というアリアやナポリターナなどを歌ったアルバムを発売し、ヨーロッパ中で大ヒットとなる。ボチェッリのために作られた「コン・テ・パルティロ」は、後にタイトルと歌詞の一部を英語に改めて「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」としてサラ・ブライトマンとデュエットしたバージョンが発売され、ヨーロッパを始め世界中で1500万枚以上のセールスを記録した。(Wikipedia
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ラテン音楽の紹介の筈だがラテンではなく、彼のサラ・ブライトマンとのデュエット曲「Time To Say Goodbye」を・・この曲は、今の場所を離れて,新しい場所への旅立ちを
歌ったもので、英語の曲名だけだと何か二人の別れ話の歌の様に誤解される。イタリア語では「君と旅立とう」だから、未来へ旅立つ希望に溢れた歌なのだ。
日本公演も今までに武道館などで4回行われている。

     

     この歌は彼女からの申し入れで実現し、レコーディングされた。

     ボレロのリズムが歌をクライマックスに・・・

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     英国出身のサラ・ブライトマンも素晴らしい!
    音楽っていいね・・

 

気分を変えて!

私の大好きなCountryBand [ Asleep at the Wheel ]でいこうかな・・

ASLEEP AT THE WHEEL (アスリープ・アット・ザ・ホイール)
カントリー・ミュージック・バンドで、スウィンギーなウェスターン・スウィングやカントリー・ブギの曲が多い。バンドマスターはヴォーカルとギターのRAY BENSON/レイ・ベンソンで190cmを超える大きな男だ。今までに多くのグラミー賞を受賞している。
ちなみにバンド名は「居眠り運転」と言う意味だが、私が思うには多分昔の幌馬車の御者が心地よく揺れる車輪のリズムに,ついウトウトとする様子ではないだろうかな?
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Western Swing とはカントリー・ミュジックの一つのジャンルで1934年テキサス州タルサでボブ・ウィルス&テキサス・プレイボーイズがこの音楽を広めた。酒もダンスも音楽も楽しめるダンスホールみたいな所で南西部各地に広がって行った。同じくSwing Jazzのベニー・グットマン楽団やハリー・ジェイムズ楽団も同様に都会のダンスの出来るホールで活躍していた。やがてはダンス・バンドから、見せて聴かせるものに変わって行った。

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そのボブ・ウィルスの時代とは少し変わって来ているが、今の「 ウェスターン・スウィング」がどんな感じなのか聴いてみよう。
      ● "Get Your Kicks (On Route 66)" Live from Austin, TX 

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     多分2000年前後の映像だと思う。

Western Swing の特徴はボブ・ウイルスの時代と同じく、必ずハワイアンと同じ
ノン・ペダルのスティール・ギターを使うことだ。この映像ではソロを取ってないが金髪の女性はCindy Cashdoller で、この手のSteel guitarやリゾネイター(ドブロ)ギターの名手だ。
テキサス出身のカントリー歌手は新譜アルバムを出す場合、必ずW・スウイングの曲を2曲位は入れる。殆どはボブ・ウィルス&テキサス・プレイボーイズの曲だ。愛されて来た名曲が多い。
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ちなみに普通のカントリー・ミュジックにはPedal Steel Guitarは欠かせない楽器で、ノン・ペダルに フットペダルやニーレバーを付けた物だ。ペダルを踏んだり膝レバーで左右に操作する事で、弦を引張ったり緩めたりで音程やコードを変化させて、華麗なサウンドを作り出す。
この映像で使用しているのはプロ用ダブルネックのS・ギターでE9thチューニング。奥はC6thチューニングでJazzyな曲で使う。このタイプはオール・ステンレス製で裏側には弦を引張ったりするメカがびっしりりと組み込まれいて本当にかなりな重量がある。シングルでも重いから、ダブルはケースにキャスター付きでないと容易に運べない。

    ●Pedal Steel Guitar /
     左右の足先や膝を盛んに動かしてるのがよく分かる       

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右足は音の強弱のVolumePedal、左足はFoot Pedal 、膝には左右2本づつのKnee leverが上から下がっており、更に右手にピック、左手にステンレス・バーと、それらを組み合わせて演奏していく。どの様な楽器にも共通している事だが、修練と高度のテクニックが不可欠。もちろん改良されて完成した、アメリカのオリジナル楽器だ。

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それでは Country Boogie の演奏を・・ このバンドはブギウギの曲も多い。  

     ●"Boogie Back to Texas" 2014年       

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