ターシャ・テューダの愛した場所
ターシャ・テューダは四季の移り変わりの無い所に住む気はないとVermont / ヴァーモント州 をとても愛していた。
「Moonlight in Vermont / 月明りのヴァーモント」
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私が初めてこの曲を聴いたのは、確かモダンジャズ歌手のクリス・コナー / Chris Connor の歌だった。
当時エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、アニタ・オディ、ジューン・クリスティなどモダンなジャズ歌手は大勢いたが、 このハスキーでややアンニュイな唄い方をする歌手がとっても好きだった。何度か日本公演で来日した。
東海岸から近いリゾート地ヴァーモントの、ご当地ソングを作ってヒットすれば・・そんな思いで作った曲らしい。歌手のマーガレット・ホワイティングがビリ-・バタフィールド楽団と初演し1944年にミリオンセラーとなった。
この曲はジャズの歌手や演奏者にはとっても愛されていて、ジャズのスタンダード・ナンバーになっている。
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John Blackburn / Karl Suessdorf / Michael James1943年
小川の中には木の葉の銅貨
降り注ぐ落葉の鈴懸の路
ヴァーモントの月明かり
山肌に残るスキーの跡は
寒さに凍えて震える指先の様、
雪明かりのヴァーモント
電信ケーブルも鼻歌を唄って
道に沿って一緒に旅している
こんなロマンチックな景色に
出会えばすっかり夢心地
夏の夕べに吹き渡る風
牧場の小鳥のさえずり
月明かりのヴァーモント
君と私と、そして月明かりのヴァーモント
何と言う事も無い歌だが、バーモント州の秋・冬・春・夏と四季を歌っている。
良い日旅立ち・♫ ヴァーモント良いとこ一度はおいで~♫ かな・・(笑)
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で、星の数ほどの歌手が唄っているので次は誰にしようか本当に迷うな。
ジャンルの違う歌手にしようかな・・
●カントリー・ミュージックの御大、ウイリー・ネルソン
Niel Young Bandと1998年のFarm Aid Live
オルガンを除いてバックの演奏がフォーク系バンドなので、何かぎごちない(笑)
ウイリーのこの曲を含むスタンダード集「STAR DUST」のLP・CDはビッグ・セールスを記録した。
●ジャズ・ウクレレ演奏と唄で・・なかなか良いです!
●まだ初々しいサラ・ボーンとカウント・ベイシー・オーケストラ
まだまだ有るのだが切りが無いのでこの辺でお終いに・・