HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

ブルーグラス音楽の父

ビル・モンロウ/Bill Monroe

日本のブルーグラ音楽を少しだけ取り上げたので、ここで本家本元の事を・・
有名な人なので簡単に紹介する。 

ビル・モンロウBill Monroe, 1911年ケンタッキー州生まれ~1996年没)
ブルーグラスとして知られる音楽スタイルの確立に寄与したアメリカ人音楽家である。ブルーグラスの名は、彼のバンド名 「Blue Grass Boys」から採ったものでケンタッキー中部に生える牧草名が元になる。モンローは60年間、歌手・演奏者・作曲者・バンドリーダーとしての経歴を持ち、「ブルーグラスの父」と評される。数々の「音楽の殿堂 」入りを果たしている。

モンロウ達の音楽は1945年頃からケンタッキー地方のローカル音楽として,テネシー州ナッシュビルのカントリー音楽の殿堂[Grand Ole Opry]で活躍し始めたが、その後1960年代のフォーク・リヴァイヴァルで多くの大学生など若い世代からも注目を集めた。彼の音楽スタイルを、伝統的なフォークというより、以前からそう見られていたように、カントリー・ミュージックのジャンルと捉えて、全米にファン層を広げることとなり、今日まで衰えない人気がある。

●「Bluemoon of Kentucky/ケンタッキーの青い月」 

この曲は初期のエルヴィス・プレスリーポール・マッカートニーなど数々の歌手によってレコーディングされている。

●ビルとエミルーのスコッチ・ダンス/カントリー・・ミュージックの女王の一人エミルー・ハリスのライヴでの動画。コメントはエミルー。

二人共に先祖はスコットランド移民だ。入植地開拓の辛さを故郷の音楽やダンスで癒したのが偲ばれる。このスコッチ・アイリッシュの演奏スタイルをベースにして、アメリカ的なブルースの要素も取り入れて出来たのがブルーグラス音楽だ。また白人などのカントリー・ゴスペル(讃美歌系音楽)も多く歌われる。


●もう一曲エミルーとのデュエットで「Kentucky Waltz」美しく切ないワルツだ。