好きな唄
「海の声」も良かったが、この「お家をつくろう」も良いと思う。2曲ともご存知の通り
桐谷健太に関しては広く知られているので詳しくは書かないが、俳優が本業で歌手でもあり、アフリカ大陸の最高峰キリマンジヤロ山(標高5,895m)登頂なども有名だ。
「海の声」も、この「お家をつくろう」も沖縄三線を取り入れた曲だ。三線の音が何か懐かしくて私の心にすんなりと入って来る。夏川りみの「涙そうそう」同様に、沖縄や奄美を含めたあの地域の唄と言う訳ではないが、何か響きが心を打つ。海・山の匂い~地付きのもの~伝統の楽器の旋律の持っている強さなのだろうか・・
この映像に寄せられたコメントを一部挙げてみる。
●桐谷健太は特別上手いわけじゃないのに不思議と心に刺さる歌声だ
●なんか上手く歌おうとせんと自然な感じがええねん・・
●なんか頭から離れないいい声だすなぁ、桐谷さん
私も上記と同様に思うのだが、巧く唄うとか、技巧を凝らしただけの歌ほどつまらないものは無いし、心を打たない。考えてもごらんなさい、TVのカラオケ選手権などのチャンピオンになった者は数多くいるが、名を上げた歌手なんて居ないのだ。
例外は奄美大島出身の城南海(きずき・みなみ)だが、かえって「カラオケ歌の女王」がジレンマになって、その域から出れないのだ。歌を唄う才能が心に溢れているのに、実に惜しいな~と思う。やはりオリジナルの自分自身のヒット曲が欲しい。
歌や音楽には「何か」が在って、その「何か」に心が呼応する人がいる事が大事だと思う。決して多くの人が聴いているとか、いないとかではない。
とは言え「海の声」のYouTube再生回数は半端ではなく、今まで1億6百万回以上再生されていてビックリ!・・凄いな~。