聴くのは洋楽ばかりじゃないんだよ!その2
その2は・・都はるみと石川さゆり
出身高校の当時の学校長の話によればいきなり「歌手になります!」と言って中退したそうである。当時似たような若者は多く、そのうちの一人としか思っていなかったが大成功した。
1964年「困るのことヨ」で、デビュー。同年「アンコ椿は恋の花」がミリオンセラーになる大ヒット。「はるみ節」と呼ばれる、うなり声のような力強いこぶし回しや、波打つような深いビブラートが独特で、昭和40年代〜50年代にかけて数多くのヒット曲を生み、名実ともに日本を代表する女性演歌歌手となった。
その後数々の音楽大賞を受賞する。1980年「大阪しぐれ」で日本レコード大賞・最優秀歌唱賞を受賞。なお、当時の日本レコード大賞で大賞・新人賞(現・最優秀新人賞)・最優秀歌唱賞の三冠を達成したのは、都が初の快挙だった。
どの曲にしようか・・迷うが最初のヒット曲にしようか。まだ初々しい。
36歳の一時引退は、まさに絶頂期だった。作曲家市川昭介の曲が多いが、初期の「あら見てたのね~」などコミカルな調子の歌も良いし、中年を過ぎてからの円熟した歌はもっと良い。歌手としては正に天与の才を持った人、と私は思う。
1915年末で完全に引退した。
●「SAYURI」名義でレコーディングしたご存知のこの歌。Jazzyな仕上がり。
TVでCMが流れた時に、聴いたような声だが誰が歌っているかさっぱり見当がつかなかったが、知ったのは、ずーっと後になっての事だった。
もう一曲
●Jazzyな編曲で「さゆりの河内音頭」
「トンコ節」や「ヤットン節」なんかも明るく色っぽく、水を得たように唄っている映像がYoutubeにある。