気になる日本の歌手:女性
聴くのは洋楽ばかりじゃないんだよ!
常時聴いてるわけでは無いが、気になる日本の歌手。
まずは女性歌手で、全くの自分の好みなので、あしからず。実力や才能そしてチャンスに恵まれていないと大物にはなる訳がない。
どちらも大物なので簡単な略歴のみ。
青江三奈:1941年~2000年/59歳没
本名は井原 静子(いはら しずこ)。東京都江東区出身。
高校在学時から銀座の「銀巴里」でステージに立ち、高校卒業後は西武百貨店勤務を経てクラブ歌手となる。その時はジャズやPOPSを歌っていた。
「恍惚のブルース」でメジャーデビューし80万枚を売り上げ、その後「伊勢佐木町ブルース」、「長崎ブルース」など立て続けに100万枚以上のヒットを飛ばした。
彼女の唄は演歌と言われるものだが、何かしら底にある洋風な味は消せない(笑)
中学卒業後、地元熊本のバス会社のバスガイドとして勤務していたが、15歳で父親の反対を押し切り上京。銀座のクラブ歌手となった。青江三奈とは9歳違うが、やはりジャズやPOPSなどを歌っていた。中年を過ぎてからの唄も益々円熟していて、若い頃よりも、とても良いな~
●日野皓正とのパフォーマンス
二人ともハスキーボイスなのでヘレン・メリル物は歌い易いし、相性が良いのかも知れない。でも本音のところ、それしか唄えない?(笑)
戦後にアメリカ文化がドッと入って来て特に音楽では日劇ウエスターン・カーニバルでロッカビリー・カントリー、Aブレイキーとジャスメッセンジャーズも来日し「モーニン」でジャズは大流行した。私も例外ではない(笑)。日本全体が上り調子の新しい文化に湧いていた。東京ではあちらこちらにジャズ専門のJAZZ喫茶があった。私が上京した学生時代もModernJazzは大流行で新宿のJAZZ喫茶に入り浸っていた(笑)。