HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

気になる日本の歌手:女性

聴くのは洋楽ばかりじゃないんだよ!

常時聴いてるわけでは無いが、気になる日本の歌手。
まずは女性歌手で、全くの自分の好みなので、あしからず。実力や才能そしてチャンスに恵まれていないと大物にはなる訳がない。
特に青江三奈八代亜紀都はるみで、あと石川さゆり位かな~、藤圭子も別格だ。

今日の記事は青江三奈八代亜紀の二人ともジャズを唄った映像。奇しくもヘレン・メリルの持ち歌で「You'd Be So Nice To Come Home To」
どちらも大物なので簡単な略歴のみ。

青江三奈1941年~2000年/59歳没 
本名は井原 静子(いはら しずこ)。東京都江東区出身。
高校在学時から銀座の「銀巴里」でステージに立ち、高校卒業後は西武百貨店勤務を経てクラブ歌手となる。その時はジャズやPOPSを歌っていた。
「恍惚のブルース」でメジャーデビューし80万枚を売り上げ、その後「伊勢佐木町ブルース」、「長崎ブルース」など立て続けに100万枚以上のヒットを飛ばした。


彼女の唄は演歌と言われるものだが、何かしら底にある洋風な味は消せない(笑)

八代亜紀1950年生れ67歳/本名は増田明代、熊本県八代市出身。
中学卒業後、地元熊本のバス会社のバスガイドとして勤務していたが、15歳で父親の反対を押し切り上京。銀座のクラブ歌手となった。青江三奈とは9歳違うが、やはりジャズやPOPSなどを歌っていた。中年を過ぎてからの唄も益々円熟していて、若い頃よりも、とても良いな~

●日野皓正とのパフォーマンス


二人ともハスキーボイスなのでヘレン・メリル物は歌い易いし、相性が良いのかも知れない。でも本音のところ、それしか唄えない?(笑)
かってジャズを少しだけ唄っていただけで、ジャズ歌手ではないのだから仕方が無い。青江三奈の唄の方に軍配が上がるかな・・・

戦後にアメリカ文化がドッと入って来て特に音楽では日劇エスターン・カーニバルでロッカビリー・カントリー、Aブレイキーとジャスメッセンジャーズも来日し「モーニン」でジャズは大流行した。私も例外ではない(笑)。日本全体が上り調子の新しい文化に湧いていた。東京ではあちらこちらにジャズ専門のJAZZ喫茶があった。私が上京した学生時代もModernJazzは大流行で新宿のJAZZ喫茶に入り浸っていた(笑)。