まだまだロックンロールの事
ロックンロールの王様は間違いなくエルヴィス・プレスリーだが、白人系のまだまだいるミュージシャンは、さておき・・・
今日は黒人の、これもロックンロールの王様の紹介にしよう。
ロックンロールの創始者の一人と言われている [ Fats Domino/ファッツ・ドミノ ]で、私の大好きな ミュージシャンの一人だ。ただ日本では、彼を好きな人は知っているが、あまり一般受けはしていなかった。私の初めて買ったロックのレコードは国内盤エルヴィス、次に買ったのがレコード店に珍くあったF・ドミノのLPだった。当時の地方にはまだ輸入盤は入って無かった時代だ。あまりヒット曲は入って無く、ヒット以前のニューオーリンズ・スタイルの曲も多かったが、彼の名前はビルボード誌を賑わしていたので知っていたので、とても嬉しかった。
略歴:ファッツ・ドミノ(Fats Domino)1928年ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。R&Bと ROCK'N ROLLの歌手・作曲家・ピアニスト。本名は、アントワーヌ・ドミニク・ドミノだが、太っていて愛敬たっぷりなので「FATS・太っちょ」の愛称だ。
1950年代から1960年代初期にかけてアメリカで最も売れた黒人歌手のひとりである。ブギウギの影響を受けた独自のブルース調のスタイルでピアノを演奏した。代表曲は、"Blueberry Hill"、"Ain't That A Shame"、"Walking To New Orleans"、"I'm Walkin'"、"Blue Monday"など多数。
膨大なヒット曲をチャートに送り込んで、米ビルボード誌では15年間で65曲ものシングルがトップ100入りした。またRIAA(全米レコード協会)の統計によれば、1970年代の終わりまで売り上げレコード枚数の累計がエルヴィス、ビートルズに次いで驚きの第3位だった。その人気は主に白人層だが、黒人にも受けて、全米のお茶の間にまで入り込んでいった事が良くわかる。その音楽がアメリカだけでなく、ヨーロッパにも浸透していった。如何に皆に愛されていたかの証拠です。
では、その音楽を・・
●Blue Monday/月曜日は憂鬱 1957年
いかにも踊り易い、ジルバに合ったややスロウなテンポで、好きだな。
映画の中のシーンなので口ぱくだ。
おや、踊っている人は靴を脱いで素足のもいるぞ・・何か良いね!
女の子のファッションも50年代後半のスタイルだ・・・当たり前か(笑)。
続いてもだが、これは上の映像の30年後1986年のライヴで、彼らしい唱法が良く分かる。この独特の唄い方や節回しに皆が酔い痴れた(笑)
●Ain't That A Shame/恥になるかしら 1957年
I LOVE FATS DOMINO !