HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

踊りとしてのタンゴ

踊りとしてのタンゴ

タンゴとはポピュラー音楽およびダンスの一形態で、カンドンベ(アフリカ系)、ミロンガ(アルゼンチン草原系)、ハバネラ(キューバ系)など複数の音楽が混ざり合い、19世紀半ばにアルゼンチンのブエノスアイレスウルグアイモンテビデオ近辺のラ・プラタ川流域で生まれたとされる。(Wikipediaより)


映像に「ミロンガ」とあるが、タンゴを踊って愉しむ場所の意味と、もう一つ音楽の事を示す2通りがある
ここでは音楽の方を指していて、ブエノスアイレスとは別の中部草原地帯パンパから伝えられた音楽を指す。今は独立したものでは無く、主流なジャンルとしてタンゴの中にほとんど吸収されていると「Wikipedia」には有る。
なにぶん私も詳しくは無いので・・・。

銀座アルゼンチンタンゴ協会でのプロのダンサーを招いての映像らしい。
何でもないダンス映像に思うが、私にはウーンとうなずく位に、自然で年季の入った良いダンスだな~と思う。
ダンスはまったく踊れないのだけど・・(笑)でも、良し悪しは分かるかな?

●曲は 「Milonga Del Recuerdo 追憶のミロンガ」踊り:バネッサ&ファクンド



さて路上タンゴのライブを。ステージでのプロを目指すダンサー達が地元の人や観光客相手に、あちらこちらで気を入れてパフォーマンスを展開する。報酬はもちろん投げ銭この映像のダンスは秀逸な方だと思う。
連続する、ダンスの数々のキメ技。
タンゴ・ダンスの神髄をチラっと垣間見た気分だ!

●ミロンガで「La Milonga de Buenos Airesブエノスアイレスのミロンガ」



●人気の観光場所「カミニート」表通りは、どこも食事処+店前ダンスのパフォーマンスで溢れている。ダンスは玉石混合だが、皆一流のステージ・ダンサーを目指して励んでいるのかも知れない。この映像のパフォーマンスは良い方だと思う。通りには、小さなお土産屋がびっしりと並んでいる。


この歳になって、まさかタンゴの事を書くとは思わなかったなぁ・・・
若い頃から今まで他に気を入れて聴いていた音楽が数々あって、タンゴは幼少の頃から音楽としては知っていたが、本格的に気を入れて聴いたのは今回が初めてだ。
昔は今みたいにYoutubeで音楽やダンスの映像が自由に見れる訳では無く、日本のタンゴ歌手やコンチネンタル・タンゴばかりだったような気がする。やはり本場ダンスの映像がなけりゃ片手落ちだ。

それで~[踊りと音楽のコラボレーション]~を実感。タンゴの歴史も再認識した。
「ミロンガ」がタンゴにとって場所と音楽の2つの意味で、重要なのが分かった。

載せた映像は、プロまたはそれに近い人のパフォーマンスで、普通の人々がこんな風に踊れる筈は無いのだ(笑)。でも路上での拍手・声援は良いものだ。ダンサーも励みになるだろうし、投げ銭が多ければもっと良い・・(笑)
一般の人々がミロンガ(ダンスホール)でタンゴを踊っている映像を見ると、大人しい普通のサロン・ダンスだ・・当たり前か。

昔に、荒くれた男達が酒場の娼婦と踊ったとか~女のスリットの入ったドレスや男のダブルの昔風のスーツ・・・にタンゴの伝えられてきた片鱗が見え隠れする。

どこの国でも引き継がれて来た伝統の文化や音楽は素晴らしい。

~音楽に国境は無い!~
音楽聴くには年齢は無い(笑)