HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

栗山千明の本場タンゴ・ダンス

POPS歌手のタンゴが続いたが、やはり本場のタンゴを・・・

前回まで少しだけPOP歌手によるタンゴの唄を記事にしたがやはり本場の踊りとしてのタンゴを紹介しないと本題とは言えない。大きなステージでのプロの踊りは技を見せる事を最重要とする様なので、今回はそこまで気張らない(笑)少し違う物ものを記事にしようか・・・・。

さーて今日のテレビは・・と番組表をみていたら、NHKのBSテレビで女優の栗山千明が、アルゼンチン・ブエノスアイレスに行って、タンゴのダンスに挑戦するドキュメンタリー番組があった。2013年放映の再放送だが、グットタイミングなので1時間半見る事にした。レッスンの合間にブエノスアイレスの街並や路上のライヴ・ダンスやカミニート通りなどを紹介している。

彼女のお相手のガスパル・ゴドイは本場のタンゴの2003年世界選手権でチャンピオンになったダンサーで、一週間レッスンする事に。本格的なタンゴのダンスレッスンは、日本で習うのと違いそれは大変なもので中途半端では無く、女優としての役造りとはまた違った真剣勝負の連続で「よく頑張りましたね!」と称賛したくなった。彼女は少しタンゴを踊れるらしいが、気力と体力が無ければ全く不可能で、ダンス経験の無い人ならステージでの踊りなどは論外で、無理な話だ。

●その映像で オスバルド・プグリエーセの名曲「Recuerdo:想い出」 
何年も踊っている地元プロと違い、彼女は流石に緊張の色は隠せない。けど本場のステージで何とか踊れるなんて大したもので、踊り切っている。
また称賛の拍手も温かい。


場所は、タンゴと踊りを愉しむ老舗の「ミロンガ」と呼ばれるライブハウス+飲食ができるダンスホールと言った処。「ミロンガ」にもピンからキリまであるが、ここは生バンドが入り後半にステージ・タンゴ(プロのダンス)が見られる上級の所。

踊りの伴奏に使われる曲は生バンドの時は唄無しの曲が多いし、そうで無い時は途中から唄入り音源で、伝統的な昔からの名曲が多いみたいだ。アルゼンチンにも
POPS音楽は有るんだろうけれど、タンゴの音楽に関しては伝統そのもので、これぞ「Nostalgia/ノスタルジア」と言えるのではないか。