メアリー・ブラックとエミルー・ハリス
しばらく何だかんだで忙しくてブログも更新できなかったが、ようやく一息ついたので
またお付き合いを・・・
●The Green Rolling Hills (W・ヴァージニアのなだらかに続く丘)
同じ時のセッシヨンからもう1曲
●Hard Times (辛い時よ、もう2度と来ないで・・)
この曲は皆さんご存知のスティーヴン・フォスターの作曲だが、1930年代のアメリカ大不況で農民など極貧に陥った人々を歌った曲で、今も人々に歌われていてボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンも唄っている。
1936年3月にカルフォルニアにおいて撮影した『移民の母』の一枚 。7人の子供を抱えて極貧生活を送っていたこの32歳の母親は、後年にフローレンス・オーウエンズ・トンプソンと判明した。Wikipediaより
●スティーブン・コリンズ・フォスター(Stephen Collins Foster)1826-1864年。19世紀半ばのアメリカ合衆国を代表する歌曲作曲家。20年間に約200曲を作曲し、その内訳は135曲のパーラーソングと28曲のミンストレル・ソングである。多くはメロディの親しみやすい黒人歌・農園歌・ラブソング・や郷愁歌である。「アメリカ音楽の父」とも称される。
このアイルランドからの移民の子は19世紀半ばに活躍した。
「オールド・ブラック・ジョー」「故郷の人々」「草競馬」や「おおスザンナ」などを作ったが、まだマスメディアの発達する前の時代で、結局は貧困で死した。
音楽関係の人は別として、彼の事をアメリカ人に聞いても、日本人が思っている程一般的にはあまり知っている人は少ないかも?私は小学生の時に習ったので、お爺さん(笑)おじさん世代は知っているとしても、今の子供達はどうなのかな?遠く離れている孫に聞かねばならない。
時代が変わっても、ミュージシャン達にはアメリカの伝承歌としてちゃんと引き継がれている。