HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

カントリー音楽:ブルーグラス・ミュージックの事

そもそもカントリー・ミュージックの起源は米大陸へ移住してきたアイルランドスコットランド系のケルト系や西欧・北欧・東欧系の移民が持ち込んだ音楽、特にケルト音楽やヨーデルポルカなどがアメリカ北東部から南部にかけてのアパラチア山脈一体の山岳丘陵地帯の農村などで様々な音楽の影響を受け、オールドタイム・アパラチアン・ミュージックと呼ばれるアメリカ民謡の基礎を形成する。

呼び方はマウンテン・ミュージック➡ヒルビリー・ミュージック➡カントリー&ウエスタン➡カントリー・ミュジックなどと、人々の認識が変わってくると共に変化して来た。

1950年代以前はマウンテン・ミュージックやヒルビリー・ミュジックは田舎者の音楽
とか貧農民の音楽として差別・侮蔑されていた。(因みにロッカビリーはRockとHillbillyが合わさった音楽と初期の「Rock'n Roll」はそう呼ばれた)
今のカントリー・ミュージック全盛からはとても考えられない事である。
カントリー・ミュジック、その内でもブルーグラス・ミュージックはアコースティック楽器を使い、その影響が特に大である。信仰も生活の中の基本だったろうし、辛い農耕労働の後で故郷から引き継いできた音楽やダンスに興じるのは、唯一の愉しみ・癒しだったのは想像できる。

ントリー・ミュジックも、説明し始めると多岐に渡るので、今回は簡略にした。
それではブルーグラス・ミュージックを・・。

●山の小さな教会:カール・ジャクソン唄

●柳の木の下に埋めておくれ:Dailey & Vincent

ブルーグラス音楽の若き新星:シエラ・ハルSierra Hull - River Of Jordan  
宗教歌でヨルダン川(画面右下のYoutubeをクリックしてご覧ください)

私は様々なジャンルの音楽を愛して来たが、ブルーグラス音楽が特に好きと言うよりは、いろいろな音楽の内これも好きだな~と言った感じだ。歳を取ると何かしらヒットソングも良いがそれよりも、その国々の生活に根付いて来た「伝統的で本質的な音楽」が良いなとの思いがますます強くなって来た様だ。