HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

ジョン・デンヴァー /John Denver

27日(水)から北海道は前線に伴う低気圧の影響で、雨・弱い雨が今日で3日続いている。湿度が高く蒸し暑く、まるで梅雨の様で、まだ2日ほど続くようだ。
釣りの予定も定まらず、取り敢えず竿磨き(笑)。

そう言えば暫く音楽の話を載せて無かったので、何か書こうか・・・。
今日はこの人。

ジョン・デンヴァー /John Denver

どちらかと言えば「フォーク・カントリー」の分野の歌手。ナチュラルで自然派の唄が多く、シンガー・ソングライターである。1970年台のアメリカのフォーク・カントリー音楽界において中心的な役割を果たした。

略歴:1943年~1997年10月12日/53歳没
本名はヘンリー・ジョン・デュッチェンドルフ・ジュニアでドイツ系の家系に生まれた。
親しみやすい曲調と繊細で情感あふれる歌詞が特徴で、1971年4月に発表したシングル「故郷に帰りたいTake Me Home, Country Roads)」は全米チャート2位を記録する大ヒットとなった。同曲はオリビアニュートンジョンにカバーされたほか、日本ではスタジオジブリの映画『耳をすませば』の主題歌として使われた。
1976年、デンバーコロラド州に移住し、そこを生活の拠点とした。
米国内ツアーを終えてカルフォルニアで休日を過ごしていたが、1997年10月12日に自ら操縦している航空機が墜落し死亡した。

私はその当時の彼の唄を「コロラドお気楽カントリー」などと感じていて、若気の至りで唄った事は有るが、あまり真剣には聴いていなかった様に思う。

今回お気に入りのブログのジャズ音楽記事の中に、スタンダードナンバーの「ポルカ・ドット&ムーンビームス」が取り上げられていて、いろいろな奏者・歌手の中にどう言う訳かジョン・デンバーも紹介されていた。聴いてみたら、ほんの少しJazzyな雰囲気のカントリーに仕上がっている。いつも思うのだが、アメリカ人は音楽のジャンルに拘らないで、曲や歌、歌手・奏者の良し悪しで評価すると、つくづく思う。

彼の代表作の「Take Me Home Country Roads」や「Back Home Again」などを今改めて聴いてみると、あの当時のアメリカの自然回帰ブームの名残りや、アメリカで大きな部分を占める田舎(カントリー)への望郷の想いが感じられて、とても好感が持てる。

●望郷ソング/1995年のライヴ

訳詞:
エスト・バージニアは天国の様なところ、
ブルーリッジ山脈、シェナンドー川
そこでの暮らしは木々よりも古く
山より若く、そよ風のように時は流れる
 
カントリーロード 私を故郷へ連れて行って
私の居るべき場所へ
エスト・バージニアの母なる山へ
私を連れて行っておくれ、カントリーロード
 
思い出は彼女(ウエスト・バージニア)の事ばかり
エスト・バージニアは海を知らない
暗くて灰にまみれて空にそびえる
ムーンシャイン(密造酒)のおぼろげな味
(を思い出すと)涙が目に滲む
 
彼女(ウエスト・バージニア)の声が聞こえる。
朝、彼女が私に呼びかける
そのラジオの声で遠い故郷の家を思い出す
車を走らせながら思う
昨日でも、もっと早く帰るべきだったと
 
カントリーロード、私を故郷へ連れて行って
私の居るべき場所へ
エスト・バージニアの母なる山へ
私を連れて行っておくれ、カントリーロード
私を連れて行っておくれ、カントリーロード


●これも望郷ソング/特に好きかな・・アメリカの山あり谷ありの、田舎生活の一面が良く表れされている。