遥かなるニューオーリンズ
ヘラ鮒釣りももう少しだが、まだ間が有るので続けて音楽話を・・・。
私の、いろいろなアメリカ音楽を愛してきた原点の一つが有る様に思う。
●いろいろな人が唄っていて迷うが、今やジャズ・ボーカル界の超大物になった
Do you know what it means to miss New Orleans (作詞)Eddie de Lange (作曲)Louis Alter, 1946年
「訳詞」
ニューオーリンズを懐かしがるって、どんな事か分かるだろうか、
毎日、毎晩、想いだす気持ちって。
大げさじゃない、恋焦がれるって感じだ。
長く離れていればいるほど、気持ちが強くなる。
苔むしたぶどうの蔓、背の高いサトウマツ樹林、
そこでは、いつもモッキンバードが啼いていたっけ。
ゆったりと流れるミシシッピー川が、急激に春めいてくる姿。
みんな、懐かしい。
毎日、毎晩、想いだす気持ちって。
大げさじゃない、恋焦がれるって感じだ。
長く離れていればいるほど、気持ちが強くなる。
苔むしたぶどうの蔓、背の高いサトウマツ樹林、
そこでは、いつもモッキンバードが啼いていたっけ。
ゆったりと流れるミシシッピー川が、急激に春めいてくる姿。
みんな、懐かしい。
ニューオリンズを懐かしがるって、どんな事か分かるだろうか、
心を置いてきた町を偲ぶ気持ち、恋焦がれる気持ちって。
うん、そして、実はほかにもあるんだ。
好きなあの人に会いたい・・
ニューオーリンズを想う気持ちよりも もっと強く。
1946 年にEddie DeLangeとLouis Alterにより書かれた歌。Eddie DeLangeは他にも
[ Moonglow ]や[ Darn That Dream ]などのスタンダード・ナンバーを書いている。
1910年代半ば過ぎからニューオーリンズのジャズ・ミュージシャンはシカゴへ、さらにはニューヨークへと移って行った。彼らはニューオリンズを懐かしむ気持ちを日々演奏した。また自動車産業の盛んなデトロイトやシカゴなど、中西部の都市へ出稼ぎに行った黒人労働者達の望郷の思いを如実に示している歌だ。
●おまけ映像で、日本が誇るジャズピアニスト小曽根 真の演奏。
彼がいかにジャズと言う物を愛しているか、よく分かる。