お気に入り女子サックス・プレイヤー:その1
ここ10年位の間、才能の有る日本の女子JAZZサックス・プレイヤーの活躍が目立っている。その中から私のお気に入りの3人を紹介しよう。
一人目:矢野 沙織(やの さおり)1986年生まれ29歳・東京都出身のJAZZミュージシャンでアルトサックス奏者。
略歴:小学6年の時にレコード「Donna Lee」に感銘を受けてジャズに目覚め、この曲を作ったチャーリー・パーカーに興味を持ち、それがビ・バップに影響を受けた演奏スタイルにつながっていく。
14歳からライブ活動を始める。中学卒業後アメリカに渡り、やがてニューヨークのレストランなどで演奏するようになる。2003年9月25日にアルバム『YANOSAORI』でデデュー。
20 歳にして初のベストアルバムは、第22回日本ゴールドディスク大賞・ ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。2005年には、マイルス・デイヴィスとの活動で知られるドラマー、ジミィー・コブと共演ライブを行い、ジミーから「日本のキャノンボール・アダレィ」と絶賛される。
●若かりし私が(笑)初めてJAZZのLPを買ったのは確か高校3年の時で、Bebopの流れをくむCannonball Adderley の出たばかりの日本製ベストアルバムだった。
外盤と言われた輸入盤がまだ一般化されてない時で、ワクワクして夢中で聴いた覚えがある。矢野 沙織の演奏スタイルは、そう言う意味でもとても好みだ。