好きなTV番組:美の壺
「鑑賞マニュアル 美の壺」
NHKが2006年に放送を開始した教養番組(美術評論番組)である。
毎回一つのテーマを採り上げて、人の暮らしを彩ってきたアイテムの選び方や鑑賞法などをいくつかの「ツボ」(押さえどころ)に絞ってわかりやすく解説してる。
谷啓の住む家は重厚な造りの古民家で、床の間には「壺中天」という掛け軸が掛かっている。設定では谷の父親が異常な趣味人であったということになっていて、蔵からは毎回、高価な名品が登場する。加えて谷本人も収集癖があり、家族ぐるみで何かしら集めている。谷の妻はちょくちょく話題に上るが、画面には登場しない。
●しかし、この谷啓は良かったな!何とも言えない味があった・・・
2009年4月からキャストを一新、洋館に住む草刈正雄(谷の甥との設定)が谷家の壺を譲り受けるという設定で新たに案内役を務め、『壺』の中の声の主(ナレーション)も高橋から同じNHKアナウンサーの古野晶子が務める。
2010年9月に谷が亡くなった際は、追悼企画として「盆栽」が再放送された。
●BGMはすべて「ブルーノート」レーベルを中心としたジャズで統一されており、曲目リストが公式サイトの各放送回の紹介ページに掲載されている。オープニングの曲はアート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズの「モーニン・Moaning」
若かりし頃に聴いたハードバップやファンキーと言われたジャズも流れるので、
ジャズ好きの私には何かホッ!としていられる。日本の美について伝える番組なのにBGMにジャズのような洋楽を合わせるセンスがとても良い。
2011年からはオープニング映像に紫舟本人が登場する。
好きな「唄・歌手」及び「TV番組」も何回か続いたから、取り敢えず終わりにしようか?
しかし、ヘラ鮒釣りにもまだ少し間があるし、また音楽の事に戻ろうか・・・