HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

さくら:森山直太朗

私の好きな日本の唄・歌手の3人目です。

この歌手も今さら紹介するまでもないが、簡単に略歴を・・・。
ご存知の森山良子を母として1976年東京都に生まれる、今年40歳。
2003年に発表した「さくら」でブレイクし、NHK紅白歌合戦に初出場した。

彼の地声はバリトンだが、歌はファルセット(裏声)を多用した高めの唱法だ。
何か奄美のグイン唱法にも通じるものが有る。

●動画の画質は良くないが、実際に女子高校の卒業式に歌った映像。


人生の節目の門出に送る歌・・・
琴線に響く歌声ですね・・・素晴らしい。

高校生たちはどんなに嬉しかった事だろう、歌に共感した事だろう。
歌う人と聴く人が一体になっている。歌手冥利に尽きるとはこの事。
乙女たちの一生の宝物、この卒業式の事を思い出として覚えていくだろう。

この高校が「さくら」のCD音源の合唱パートを歌ったんだそうだ。
この女子高はもう無いとか・・・

こうして歌は、人の心に思い出として残って行く。



「さくら」 作曲:森山直太朗 /作詞:森山直太朗御徒町 凧(カイト)

僕らはきっと待ってる
君とまた会える日々を
さくら並木の道の上で
手を振り叫ぶよ

どんなに苦しいときも
君は笑っているから
挫(クジ)けそうになりかけても
頑張れる気がしたよ

霞みゆく景色の中に
あの日の歌が聴こえる

さくら
さくら
今、咲き誇る
刹那(セツナ)に散りゆく運命(サダメ)と知って

さらば友よ
旅立ちの刻(トキ)変わらないその想いを

今なら言えるだろうか
偽(イツワ)りのない言葉
輝ける君の未来を願う
本当の言葉

移りゆく街はまるで
僕らを急(セ)かすように

さくら
さくら
ただ舞い落ちる
いつか生まれ変わる瞬間(トキ)を信じ

泣くな友よ
今惜別のとき飾らないあの笑顔で
さあ

さくら
さくら
いざ舞い上がれ永遠(トワ)にさんざめく光を浴びて

さらば友よ
またこの場所で会おう

さくら舞い散る道の
さくら舞い散る道の上で