HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

好きなTV番組:ローカル路線バス乗り継ぎの旅

ローカル路線バス乗り継ぎの旅は、テレビ東京系列2007年10月から放送されているレギュラー企画である。人気がある番組だから見ている人も多いだろう。

太川陽介蛭子能収ほか女性ゲスト1人を加えた3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地への到達を目指す。
第1回は2007年10月の富山湾氷見市で、2008年第2回から2012年の12回まで年2回(2011年は3回)その後2013年から年3回になった。
2016年1月2日の放送で22回を迎えた。その内到達を出来なかったのは7回で
約三分の一は残念の失敗で終わった。前に火野正平の自転車旅を取り上げたが、この番組も日本全国を巡る、同様だがまた違った面白さがあると思う。

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路線バスの旅のルール3箇条
①3日で指定の目的地にゴールすること。旅はすべてガチンコでルートだけでなく、撮影交渉も自分たちで行う
タイトルの通り、移動には原則として路線バスを使用しなければならない。
行程によっては乗り換えられるバス路線がなくなり、徒歩での移動を強いられる事になる。悪天候や暑さ・寒さに耐えながら数時間歩かなければならないことも珍しくない
目的地へ向かうルートは自分たちで決める。情報収集でインターネットを利用することは禁止。紙の地図や時刻表、案内所や地元の人からの情報のみ使用OK。  
なお、製作に際しては「やらせ」の誤解を招かない範囲で、事前にスタッフ側でルート周辺の全バス会社に番組の趣旨や乗車時期を伝えて協力を依頼し、車内の撮影許可をとっている(都市部などで撮影許可の出ない会社もある)

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太川陽介蛭子能収ほか女性ゲストの、それぞれのキャラクターの違いが番組を引き立たせていると思う。特に歩きのある時はゲスト女子は大丈夫かな?と思うが、何とかこなしているから大したものだ!でも皆さん「今までで最悪の旅」だと・・・
そうでしょうね・・・炎天下や強雨時も多いから。ご老体の蛭子さんに取ってもね(笑)

太川陽介リーダーでバス車内でも食事の場でも地図帳を離さず、常に先々の予測を立ててルートのシミュレーションを入念に行う。
また、乗り継ぎで周囲に時間をつぶせる所がない場合やゆっくり座って食事をする時間的余裕がない場合に、さりげなく全員分のパンや中華マンなどを調達したりするような気配りも欠かさない。
しかし蛭子のマイペースぶりには終始振り回されており、あきれる態度を示すことが多い反面、蛭子や女性ゲストをからかう稚気を見せることもある。
一日が終わって、夕食時のジョッキビールを旨そうに呑むシーンは「いいね!」

蛭子能収マイペースな性格や奇抜な言動は、この番組でも健在。計画は太川に任せっきりで、移動中によくのんきに眠っている。やりたい放題の言動と太川、女性ゲストとのやり取りは番組の大きな魅力となっている。
その一方で、宿泊施設や、飲食店での交渉をしたりする役目を担う。海産物が苦手で、昼食の際は当地の名産などに目もくれず、一人だけオムライスやカレーライスのような定番のメニューを注文する。夕食も現地の名産ではなく、とんかつなど揚げものを頼む傾向がある。また酒が飲めないため、ジンジャーエールといった炭酸飲料を飲んでいる。回を重ねるうち、宿泊先は当たり外れのある旅館よりも、無難なビジネスホテル好むようになった。旅館はトイレまで遠く、老体に取っては夜中に行くのが面倒と漏らしていた(笑)。最近の回では何か会話の受け答えもようやく様になって来て、初期の「ぎごちなさ・やる気の無さ風」が無くなった様に感じとれる。
22回目を迎えたのだから慣れるのも当たり前か・・・良い様な、悪い様な(笑)。