ギリアン・ウェルチとディヴィット・ローリングス
今回はカントリー・ミュージックではあるが、ちゃきちゃきのカントリーでは無く、少しだけ違うカントリー音楽の紹介をしてみよう。
やはりフォーク・カントリーの部類に入るのかな、どうかな?
●Gillian Welch/ギリアン・ウェルチは何と言おうか、古い南部の田舎家の玄関前面にあるポウチのベンチに座って、ギターを弾きながら唄っている趣がある。パートナーのディヴィット・ローリングスのギターも唄も息ピッタリ。POPなカントリーとは無縁な(一段上と言おうか・・)まぎれも無くやや古きアメリカを新しく歌っている。何かしらの懐かしさとホッと出来るノスタルジーで、熱心なファンが多くいる。この様にデュエットするスタイルは遥か昔からあり、派手さも無く地味な唄も多いが、普通の生活に根差したアメリカ音楽の一面を再確認出来る。カントリー音楽は元々そんな音楽だし、生活に密着していて本音と建前の距離が近い。
ここでは彼女自作の曲で、夢見る十代の少女のような、まだ見ぬ恋への淡い憧れを唄っている佳曲。
●My Dear Someone/誰かさんへ
●Olphan Girl/孤児の少女