そもそもカントリー・ミュージックとは？
そもそもカントリー・ミュージックとは？
●カントリー・ミュージックはアメリカ合衆国南部で発祥した音楽である。
アパラチアン・ミュージック、マウンテン・ミュージック、ヒルビリー、
カントリー＆ウエスタン等と呼ばれた時期を経て、現在の名称となった。
ヨーロッパ移民の伝統的な民謡やケルト音楽などが、スピリチュアルや
ゴスペルなど霊歌・賛美歌の影響を受けて1930年頃より広がった。
●カントリー・ミュージックと言えば、PEDAL STEEL GUITAR（ペダル・Ｓ・ギター）とFIDDLE（バイオリン）が、ほとんどの正統的なカントリー音楽には欠かせない。歌のバックにも、演奏でも花形の楽器だ。
ペダル・Ｓ・ギターについては前に書いたので、FIDDLEについて・・
[FIDDLE]バイオリンの俗語でそのままだが、最近はエレクトリックで使われる事が多い。アイルランドやスコットランドなどの移民が持込んでこの音楽の基になるものに使用し、それからずーっと続いている。だからカントリー・ミュージックが白人の音楽で有り、先祖の伝統の上に成り立っている事が解るだろう。特に BLUEGRASS音楽でも花形楽器です。Bluegrassについてはその内に解説します。
●フィドルの映像：最初のBluegrassの映像の他は、カントリーが流行り始めた古い時代のもので、荒いがご辛抱を。新しい映像は幾らでもあるが、敢えて歴史を考えて。
まずは Bluegrass音楽の映像
●伝統的な民謡TradisionalなBallad「柳の木の下に埋めて」
Balladには悲劇に取材したものが多い。
そうそうたるメンバーBluegrass All Starsの1990年の演奏。
CountryのCross Overな歌手として現在の大スターの地位を得た。
●ウエスターン・スイング（Texas Swing)で、流行り始めた頃の映像。
「Deep Water」Bob Wills & Texas Playboys 1948年の演奏。
steel guitarを見ると、まだペダルや膝レバーを使っていない時代の物だ。
作曲者のTommy Duncanが唄っている。
●最後にロッカビリーRock-a-billy全盛時代。
WandaJacksonで「 Pick Me Up On Your Waydown」 1958年
ワンダは、かなりな訛りで唄っている様だ。
彼女はここではカントリーを唄っているが、ロッカビリーの「フジヤマ・ママ」は、
日本でもヒットした。
