My Foolish Heart
久々にジャズの曲を・・・[My Foolish Heart/愚かなりし我が心]
私はファンキーな黒人系のジャズも、このようにリリシズムに溢れた白人系のジャズもよく愛した。東京での学生時代は、新宿の東口を出て紀伊国屋書店の方へ少し行った、角ビルの地下のジャズ喫茶「ビザール」が行きつけで、週に3回位は通った。黒人によるハード・バップ全盛だったが、日本で発売された30代の彼のLPはそれは素晴らしいものだった。この曲を聴くと、その後の20代後半の過ぎ去った恋らしきものの思い出が、身につまされる・・後悔先に立たず・・(笑)
ビル・エヴァンス(Bill Evans)1929年 - 1980年は、アメリカのジャズ・ピアニスト。モダン・ジャズを代表するピアニストとして知られ、ドビュッシー、ラヴェルなどのクラシックに影響を受けた印象主義的な和音、スタンダード楽曲を題材とした創意に富んだアレンジと優美なピアノ・タッチ、いち早く取り入れたインター・プレイといった演奏は、ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレットなど多くのピアニストたちに多大な影響を与えた。
エヴァンスの作品はジャズ・ミュージシャンの中で知名度が高く、中でもベースのスコット・ラファロと録音した諸作品(特にアルバム『ワルツ・フォー・デビイ』)は、ジャズを代表する傑作としてジャンルを超えた幅広い人気を得ている。( Wikipediaより)
兵役時代に覚えたコカインを、最初の妻と兄の自殺の影響もあり、生涯止められなかった。長年のコカイン常用のために51歳で逝去した。