アイルランドを代表する歌手メアリー・ブラック
「ダニーボーイ」と同じくアイルランドの音楽を・・
アイルランドの国民的歌手
Mary Black/メアリー・ブラック 1955年生まれ
アイルランドの音楽一家に生まれ、幼い頃から兄弟と地元の小さなクラブなどで歌い始める。1983年初のソロアルバム『MARY BLACK』を発表して以来、フォーク・グループ、デ・ダナンへの加入、'90年代には「NO FRONTIERS」や「THORN UPON THE ROSES」といった数々の名曲を発表するごとにアイルランドのチャートで記録的な大ヒットを連発し、代表的な歌手にまで登りつめた。彼女の活躍が、アイリッシュ・ケルティック音楽を今日の世界的な人気に導いたことは大きく評価されている。
彼女が登場するのは2度目だが、身近なテーマを題材に、人々の心に寄り添い深い感情を込めた歌の数々。やや哀愁のこもった切々とした歌唱に私も魅了される。
歌詞和訳:
人生が川だとすればあなたの心はボート
水辺の赤ん坊のように流れ行く定め
人生が空高く吹き荒れる風ならば
あなたの心は飛ぶことに焦がれるアメリア
天国には未踏の地はない
私はあなたの目の中に天国が見える
人生がバーで私たちはそこにいる待ち人ならば
象牙の門に手をかけた男の周りで
私たちは恐怖と運命が夜明けを迎えるまで歌い
名前を記した棺に入った男たちすべてを積み上げる
あなたの目にひばりのさえずりのようにかすかに
なぜかこの暗い夜が
一瞬温かく感じられる
束の間の温かさ
その日まで私たちを包んでくれる
恐れがその手を離し
天国が道を開くまで
天国には果てがない
私はあなたの目の中に天国を見る
あなたの人生がとげとげしいイバラのベッドで
あなたの心が人の世の鞭に打たれ牢に囚われていても
あなたが公正と正義に飢え渇くところ
あなたの心は俗世の明けることない夜を照らす澄んだ炎となる
(繰り返しのため略)
全てが響き合うときが来る
あなたは私たちの思いを知り
夢がまことのものとなる
天国には果てがない
私にはあなたの目の中に天国が見える
水辺の赤ん坊のように流れ行く定め
人生が空高く吹き荒れる風ならば
あなたの心は飛ぶことに焦がれるアメリア
天国には未踏の地はない
私はあなたの目の中に天国が見える
人生がバーで私たちはそこにいる待ち人ならば
象牙の門に手をかけた男の周りで
私たちは恐怖と運命が夜明けを迎えるまで歌い
名前を記した棺に入った男たちすべてを積み上げる
あなたの目にひばりのさえずりのようにかすかに
なぜかこの暗い夜が
一瞬温かく感じられる
束の間の温かさ
その日まで私たちを包んでくれる
恐れがその手を離し
天国が道を開くまで
天国には果てがない
私はあなたの目の中に天国を見る
あなたの人生がとげとげしいイバラのベッドで
あなたの心が人の世の鞭に打たれ牢に囚われていても
あなたが公正と正義に飢え渇くところ
あなたの心は俗世の明けることない夜を照らす澄んだ炎となる
(繰り返しのため略)
全てが響き合うときが来る
あなたは私たちの思いを知り
夢がまことのものとなる
天国には果てがない
私にはあなたの目の中に天国が見える
ple*****さんの和訳からお借りしましたが、アメリアというのはアメリア・イアハートの事だと思います(後述)
Heaven knows no frontiersというのは直訳すると、「天国は未踏の地を知らない」でしょうか。隅々まで理想的な状態で闇の部分がないような世界って事かな・・良くは分からないが、民族や宗教上の人生の苦難をイメージしているのかもしれない。
アメリア・イアハート:1927年のチャールズ・リンドバーグの快挙に続き、女性として初めての大西洋単独横断飛行をした。最期のフライトの1937年(昭和12年)には赤道上世界一周飛行に挑戦するが、同年7月上旬に、南太平洋において行方不明となった。大規模模な捜索が行われたが、機体の残骸や遺体が発見されなかったことから、イアハートの失踪が「ミステリー」として取り上げられる事となった。