今日の一曲/Appassionata~情熱/寺井尚子
寺井 尚子:日本を代表するジャズ・ヴァイオリニスト
ジャズ・ヴァイオリンの世界ではステファン・グラッペリ、レイ・ナンスなどスウィンギー、かつグリサンドを生かした演奏が多かったが、BOPの基本スタイルを徹底的にマスターしたと思われるアドリブを展開し、ジャズ・ヴァイオリン奏法に新しい解釈を与えた。
彼女には明るい曲も良いが、暗くても内に熱い情熱を秘めた曲の方がより合っていると思う。本当は好きなショスタコヴッチの「ジャズワルツ2番」を載せたかったが、良いライヴ動画が無くこれにした。
●Appassionata~情熱/寺井尚子 YEBISU BAR JAZZ LIVE
●DONNA LEE/言わずと知れたBeBopの名曲・2002年東京JazzFes.より
ピアニスト北島直樹も思わず拍手(笑)
しかしこの情熱・集中力は何という事か?並なミュージシャンには決して無い物だ。
「ジャズだ、そうでない・・」などは関係なく、音楽として本当に素晴らしい!