HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

夕焼け酒場

また呑み番組の話だが(笑)、きたろうと札幌出身のフリーアナ西島まどかのコンビが東京を中心とした居酒屋取材をするものだ。

2014年4月からスタート。BSーTBSで毎週土曜 よる6時から30分の枠内で納める番組だが、イントロできたろうに対して西島まどかから居酒屋の所在する土地に因んだ歴史やエピソードなどのクイズが時々ある。料理を紹介するのはもちろんのこと、「ふれあい人情ドキュメンタリー」のキャッチフレーズ通り、料理を味わいながら店主と語り合い、苦労話や人となりを聞き出したり、常連客に店や主人のエピソードを聞き出すなど、コミュニケーションにも主眼が置かれる。

NHK「ぶらタモリ」のぶら歩きの取材中に、路上でこの番組の取材陣ときたろうにバッタリ出会い、短い挨拶を交わしていたタモリの対応が、何故か可笑しかった(笑)


エンディングでは、店の前に出て来たきたろうが、締めのコメントを大声で叫ぶ。
そのコメントと同じ文面をきたろうがしたためた色紙が映し出され、番組を締めくくる。

さて番組の音楽について・・・
●オープニングテーマ曲:美空ひばり「セ・マニフィク」(作曲/ C・ポーター)

全曲流れている訳では無いので、日本語で唄っているのだが美空ひばりとは全然気づかず、アメリカンな曲想だなぁと思って今回調べたら、そのはずCole Porterの作曲で、アメリカン・スタンダード曲だ。

19世紀のパリ・モンマルトルを舞台にしたミュージカル「CAN CAN」の挿入歌で、若い気真面目な判事とダンスホールの女主人の恋物語。仏語だが「C'est Magnifique それはワンダフル・・」の意。もちろん英語の唄だが、「彼女(男)の事を想うだけでも素敵な事だ・・」とフレーズの最後にフランス語で洒落のめしている。

彼は多くのミュジカルの中から、他にも「ビギン・ザ・ビギン」、「ナイト・アンド・デイ」などスタンダード曲を世に出している。

●居酒屋タイムではJAZZやPOPSがチョットだけ流れる。

●エンディングテーマ曲: 夏川りみ「愛」 (作詞・作曲/ 吉 幾三)