HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

カナダの音楽:ナタリー・マクマスター


さて、釣りも終わったので音楽話でもするか・・・・

今回取り上げるのはカナダの人気女性フィドル(ヴァイオリン)奏者
ナタリー・マクマスター:Natallie MacMaster

フィドル(英語: fiddle)とは、「ヴァイオリン」という言葉がイタリア語から派生した言葉であるのに対し、「フィドル」は英語である。主に民族音楽等に使われる時に使われる俗語にあたる。

略歴:1972年カナダNovaScotiaTroy生(43歳)
カナダの東海岸ケープ・ブレトン島出身のスコティッシュ・カナディアンの彼女は、
スコットランド・ルーツのカナダ伝統音楽を奏で、絶大の人気がある。
カナダの冬期オリンピックのエンディングでは、国を代表して演奏した。
主にスコットランドアイルランドの民族的な舞りの形式のリール(Reel)や
ジグ(Jig)を演奏する。

スコットランドアイルランドの移民たちは大西洋を渡って、アメリカ合衆国やカナダの大西洋沿岸に移住し、カナダ・フランス語圏にもその音楽をもたらした。その内フランス系のアケーディアンと呼ばれる人々は合衆国ルイジアナ州に移住し、CAJUN・ケイジャン音楽として根づいている。またアメリカ合衆国に移住した人々の音楽は、現在のブルーグラス音楽やカントリー音楽の基となった。

●演奏曲はREELで「Jean's Reel」


●なかなかのアイリッシュ・スコッティシュダンスを披露。
こうして伝統は脈々として受け継がれていく。