クラシックギター:アナ・ヴィドヴィチ
昨年の今頃のブログでは、村治佳織のギター演奏「早春賦」を載せた。
今年もギター演奏を聴いてみよう。
略歴:アナ・ヴィドヴィチ(Ana Vidović, 1980年生)
後に渡米し、2003年にビーボディ音楽院(ボルチモア)を卒業した。
イギリス・バースのアルバート・ オーグスティン国際コンクールや、イタリアのフェルナンド・ソル国際コンクール、マウロ・ジュリアーニ国際コンクール、スペインのフランシスコ・タレルガ国際コンクールなどで優勝。
1988年に初めてステージに立って以来、ヨーロッパや北米の各都市、世界中のコンサートを含む公演の数は、すでに1000回を超す。
もちろん日本でのコンサートツアーも。
●「カヴァティーナ」
スタンリー・マイヤーズ作曲による映画『ディア・ハンター』のテーマ曲。
小品で美しいが、なにかしら訳も無く、哀しみの曲だ・・・と私は思う。
村治佳織も弾いているが、今回はアナ・ヴィドヴィチの演奏で。
主演はロバート・デ・ニーロほかメリル・ストリープ。
1960年代末期におけるペンシルバニア州での季節の鹿狩りなど田舎の生活と、後のベトナム戦争での過酷な体験が原因で、心身共に深く傷を負った若き3人のベトナム帰還兵の生と死、そして3人とその仲間たちの友情を描いている。
第51回アカデミー賞作品賞・監督賞並びに第44回ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞受賞作品。