カントリー・ミュージック/ウイリー・ネルソン
この曲は日本ではレイ・チャールスの唄で知られているが、
作曲は[Stardust]や[The Nearness of You] [Skylark]など多くの名曲を
作ったホーギー・カーマイクル(白人)です。
アメリカン・スタンダード・ソングになっている曲も多い。POPSやJAZZの
数々の人に歌われていて、もちろん白人系歌手が圧倒的に多い。
レイ・チャールスはカントリーのアルバムも2枚出すなど、何れもすっかり自己流に
カントリー曲を物にしており、まるで自分のオリジナルみたいに歌っている。
「Georgia On~」も自家薬籠中の物で、彼のオリジナルの様に感じさせる。
それ程アンクル・レイは天才肌と言う事かな。
ウイリーは今年82歳になる。中年の盛んな頃よりは衰えてはいるが、
「FarmAID」と言って小規模農家支援の数万人が集まるコンサートをニール・ヤングなどと1985年から企画していて、現役でCountryRegendとして頑張っている。
もうそろそろハワイの別宅に引退かな・・。
●我が心のジョージア/映像は78歳時のLive
ウイリーはStandard Songも数々歌っているし、彼の歌は何れも地方の平均的
しかし見事に穴の空いたギターだ。レストアしながら何十年も使っている。
また、アメリカ国旗色のギター・ストラップ(吊り紐)を常に使用している。
ハーモニカ奏者はミッキー・ラファエルで、良い味を出している。
10穴ハープ(ブルースハープ)と言う小さなハーモニカを吹いていて、
一部のリードを削って(ファイリングと言う)大抵の曲を吹ける様にしていると思う。
●もう1曲/スターダスト(これもH・カーマイクル作曲)