酒場放浪記と孤独のグルメ
昨年の大晦日の昼12時から延々と7時間に亘って、BS-TBSの人気番組吉田類の「酒場放浪記」を観た。さらに21時からも4時間放映されたらしいが、さすがに紅白歌合戦の始まる時間には自室のベットに入り、裏番組を少し観たが面白い物が無く、その内に酒が効いてきて寝落ちしてしまった。カミさんはどうやら除夜の鐘を聴いてから寝た様だ。
夫婦二人だけなので若者の向きの番組を観る事も無いし、年末・年始のテレビでは、訳の分からない2人組や面白くも無いお笑い者ばかりで、どうにも辟易して、
いっそ上記の番組にしたもの。久し振りに良い番組を堪能したが、どちらも長時間で尻が痛くなった(笑)。
●吉田類の「酒場放浪記」
「酒場放浪記」はバックに流れる音楽が昼間の観光場面では古いカントリーや
ブルース、POPSなど、夜の酒場場面ではJAZZが流れていて、音楽担当者の
良いセンスがうかがえる。若い頃からアメリカの音楽をズーッと聴いて来た私には
好ましい。
演出は有るが、ドキュメンタリーが身上の番組だから、やはり面白い。
つい、こちらも旨い肴で酒が呑みたくなる(笑)。
しかし食べる量は半端では無い。毎回おどろくのはオーダーの量。 時に何人前?と思ってしまう程だが、ぺろりと平らげてしまう。身長188㎝で体育会系の職も経験して来た彼だが、それにしても凄い。ある程度の演出は有るとは思うが、松重は朝から何も食べないで撮影に臨むとか。店舗撮影の為に朝早くからの時も有り、胃袋がついて行かない時も有るようだ・・・苦労が偲ばれる。
52歳の松重はそろそろ演出に頼ろうか・・あるいは、もう辞めようかと漏らしているとか。根強い人気が有るので、それもまだ無理かな。
この番組もテーマ音楽を含めて、音楽好きの私には好ましい。