Western Swing:All of Me
カントリー・ミュージックのジャンルの内の主要な柱の一つに
「Western Swing」と言う演奏スタイルが有ります。
BOB WILLSなどが1935年頃から、テキサスやオクラホマで盛んに演奏した
白人音楽で、ダンスミュージックを兼ねたスウィング・スタイル・カントリー。
その伝統的な演奏方法は、現代ではカントリー・ミュージックに
無くてはならないものとなった。
SwingJazz風な趣を取り入れたCountryMusicと言った処だろうか。
呼ばれるナイトクラブが約5000軒以上存在し、それらのほとんどがダンス・フロアを設けており、カントリー・ダンスが盛んに踊られている。
その世界最大のものが、テキサス州フォートワースにあるBilly Bob'sTexasである。
レストラン・バーやライブステージ、ダンスフロア、マシーン・ロデオなど備えている
大きな施設だ。映画「アーバン・カウボーイ」などの舞台にもなった。
今や地元の人よりも、アメリカ中からの観光客がカウボーイ・ハットを購入して、
押し寄せているみたいだ(笑)
演奏曲はお馴染みのスタンダード「オール・オブ・ミー・私の総てを」
スティルーギターのソロは、ペダル付だがペダルを使用しないで敢えて
ハワイアン・Sギターと同じ使い方をしている。
ペダルや膝レバーを使ったものより、音はややフニャフニャと聞こえるが、
これは当初のSteelGuitarがそうであったので、敢えてWestern Swingの
伝統によるもの。またアコーディオンも良い味を出している。
●ザ・タイムジャンパース:ボーカル Dawn Sears
●もう1曲 「得たものはブルースしか無い・・・」 かな?
音を聴くと判るがSギターは前曲と違い、膝レバーを少しだけ使用して音程の
切り替えをしている。普段 ペダルを使っている人にはノン・ペダルで弾き通すのは
やや辛いかな。