HARRY-San’s 晴釣雨聴

徒然に4月~9月は自然繁殖した野のへら鮒釣り、10月~3月は音楽の事など書き留めています。過去の音楽の記事は検索に「音楽」と入れて一覧を表示してご覧下ださい

カントリーミュージック:花形楽器

カントリー・ミュージックと言えば、PEDAL STEEL GUITAR(ペダル・S・ギター)と
FIDDLE(バイオリン)。ほとんどの正統的なカントリー音楽には、これらが無ければ始まらない。歌のバックにも、演奏でも花形の楽器だ。ただS・ギターはカントリー音楽のジャンルの内 BLUE GRASS音楽など、入らないものも有る。 
 
●[PEDAL STEEL GUITAR]S・ギターは元々ハワイアン音楽に使われていた物。
カントリー音楽では最初そのままで使われていたが、いろいろと進化して10弦張のうち、主に7弦分(プロは10弦の人も)フッドペダルや左右の膝レバーに連結し、弦を半音上げたり下げたり操作する事で音程を変化させ、より複雑な和音を作り出す。
これでJAZZの演奏も可能になった優れもの。
アメリカでは多数のメーカーがあるが、日本では現在1社だけだがFUZZY/ペダルスチールギタープロダクツ・藤井楽器製作所があり、古くから愛好者も多い。
 
実は私もペダルS・ギターを愛用していて、私の知る限り(札幌近辺)では他にもう一人◯野さんがいるだけだと思う。値段の張る楽器だし,カントリー・ミュージック本国アメリカでは隆盛を極める一大音楽産業だが、日本ではカントリーを演奏する人が今は少ないので、日本でのプレイヤーの数は多くはない。
 
●[虹の彼方に] セッションでは無く、敢えて解り易いソロ映像で。
彼は「Emmons」のペダルS・ギターを使用している(かなりなアマチュア演奏と思う)
演奏は左足で3つのPedalの踏み分けと膝両脇の2つのKneeLever、 右足でFoot
Voluemと膝両脇の2つのKneeLeverを操作する。画像を良く見ると両膝と前に並んだ3本のPedalBar(棒)も時々動いている。
かなり高度なテクニックが必要で、マスターするには修練が必要だ。
  

 「虹の彼方に」(Somewhere) Over the Rainbow は、1939年ミュージカル映画オズの魔法使いジュディ・ガーランド歌った劇中歌。1939年のアカデミー歌曲賞を受賞している。アメリカ人に愛されているStandardSongのベスト10の中に入る名曲。ハロルド・アーレン作曲。
 
 
●もう1曲:今度はプロの演奏David Hartleyで「PickMeUp OnYour WayDown」
"落ち込んでいるなら,迎えに来て" との意味か。名SongWriterのHarlanHoward作)
KneeLeverの使用は膝が隠れて見えないが、ペダルは盛んに踏んでいるのが解る。
  
 
●更にもう1曲(笑):左右の膝レバーKneeLeverの動きが解る映像
プロの演奏でLloydGreenとJeffNewmanで「Look At Us」